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オレガノオイル、ハーブ(20)
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オレガノは、イタリア料理の材料として最も良く知られている香り高いハーブです。
しかし、濃縮することで抗酸化物質や健康効果があると証明されている強力な化合物を豊富に含んだ精油として使うこともできます。
オレガノオイルはオレガノから作られた抽出物で、精油ほどは濃縮されていませんが、摂取しても肌に塗っても効果があるようです。一方、精油は摂取するものではありません。
興味深いことに、オレガノオイルは天然の抗生物質や抗真菌剤として効果があり、ダイエットやコレステロール値の低下にも効果があるかもしれないと言われています。
オレガノオイルとは?
オレガノはミントと同じミント科の植物で、学名をOriganum vulgareと言います。主に、料理の味付けに使われることが多いハーブです。
原産国はヨーロッパですが、現在では世界中で栽培されています。
オレガノは、古代ギリシャやローマ文明の時代からで薬用として好んで使われていました。オレガノという名前は、ギリシャ語で山を意味する「オロス」と、喜びやジョイを意味する「ガノス」に由来しています。
また、オレガノは何世紀にもわたって料理のスパイスとしても使われてきました。
オレガノの精油は、植物の葉や新芽を乾燥させて作られます。乾燥させたオレガノは水蒸気蒸留法を使って抽出・濃縮され精油となります。
オレガノの精油は、主にキャリアオイルに混ぜて局所的に塗布することができますが、経口的に摂取してはいけません。
一方、オレガノオイル抽出物は、炭酸ガスやアルコールなどの化合物を用いて、いくつかの抽出方法で製造することができます。オレガノオイル抽出物は、錠剤またはカプセル状のサプリメントとして広く入手可能です。
オレガノには、フェノール、テルペン、テルペノイドと呼ばれる化合物が含まれています。これらの化合物には強力な抗酸化作用があるだけでなく、オレガノの匂いはこの化合物から作られています。
- カルバクロール:オレガノに最も豊富に含まれるフェノールで、様々な細菌の増殖を抑える効果をもつと示されています。
- チモール:この天然の抗真菌剤は、免疫システムをサポートするだけでなく、毒素に対抗する力を持っています。
- ロスマリン酸:強力な抗酸化物質であるロスマリン酸は、フリーラジカルが引き起こすダメージに対抗する力を持っています。
これらの化合物は、オレガノの多くの健康上の利点の根底にあると考えられています。
ここからは、オレガノオイルの9つの潜在的な利点と用途を紹介していきます。
1. 天然の抗生物質
オレガノとそれに含まれるカルバクロールは細菌に対抗する力を持つと言われています。
黄色ブドウ球菌は、食中毒や皮膚感染症などの病気を引き起こす、最も一般的な感染症の原因の一つです。
ある研究では、黄色ブドウ球菌に感染した14匹のマウスを使ってオレガノの精油が生存率を上げる効果があるかどうかを調べました。
オレガノの精油を投与されたマウスの30日以上の生存率は43%であり、通常の抗生物質を投与されたマウスの生存率が50%であったことから、ほぼ同じ効果であったことがわかりました。
また、オレガノオイルの精油は、いくつかの抗生物質耐性を持つ細菌に対しても有効である可能性があることが研究で示されています。
これには、緑膿菌や大腸菌も含まれており、これらは一般的に尿路感染症もしくは呼吸器感染症を引き起こす原因となります。
オレガノオイル抽出物の効果に関しては、さらに多くの臨床実験が必要とされていますが、オレガノ精油と同様の化合物が多く含まれていることからも、オレガノオイル抽出物はサプリメントとして使用しても、同様の健康効果が得られるのではないか、と言われています。
まとめ
あるマウスの研究では、オレガノ精油が一般的な細菌に対して抗生物質とほぼ同等の効果を持つことがわかりましたが、確証をとるためには、さらなる研究が必要とされています。
2. コレステロール低減効果の可能性
オレガノオイルがコレステロールを下げるのに役立つ可能性があるという研究結果が出ています。
ある研究では、軽度の高コレステロール血症の人48人に、コレステロールを下げるための食事や生活習慣のアドバイスを行いました。そのうち32 人の参加者はそれに加えて、25 mLのオレガノオイル抽出物を毎食後に摂取しました。
3ヶ月後、オレガノオイルを与えられた被験者は、食事や生活習慣のアドバイスだけを与えられた被験者と比べて、悪玉コレステロールが低減、善玉コレステロールが増加していました。
オレガノオイルの主化合物であるカルバクロールがコレステロールを下げる効果を持つことも、10週間にわたって行われた動物実験からわかっています。
高脂肪食と一緒にカルバクロールを与えられたマウスは、高脂肪食だけを与えられたマウスと比較して、10週間の実験終了時のコレステロールが大幅に低く抑えられていました。
オレガノオイルのコレステロール低下効果は、フェノール化合物であるカルバクロールとチモールによるものであると考えられています。
まとめ
人やマウスを使った研究結果から、オレガノにはコレステロールを下げる役目がある可能性があると言われています。これはフェノール化合物であるカルバクロールとチモールによる結果だと考えられています。
3. 強力な酸化防止剤
抗酸化物質は、フリーラジカルによるダメージから体を守る働きをします。
フリーラジカルの増加は、老化やガン、心臓病といった病気の発症に関与していると考えられています。
フリーラジカルはさまざまなところに存在しており、新陳代謝の自然な産物でもあります。
しかし、フリーラジカルは、タバコの煙や大気汚染物質などの環境要因にさらされることで体内に蓄積されます。
ある古い非臨床実験からは、一般的に使用されている39種類のハーブの抗酸化物質含有量を比較したところ、オレガノが最も抗酸化物質の濃度が高いことがわかっています。
オレガノには、タイム、マヨラナ、セイヨウオトギリソウなどの他のハーブの3-30倍の抗酸化物質が含まれていることがわかりました。
グラムあたりに計算すると、オレガノはリンゴの42倍、ブルーベリーの4倍の抗酸化レベルを持っています。これは主にロスマリン酸の含有量によるものと考えられています。
オレガノオイル抽出物は非常に濃縮されているため、新鮮なオレガノを摂取するよりも、はるかに少ない量で同じ抗酸化作用を得ることが出来ます。
まとめ
新鮮なオレガノには非常に高い抗酸化物質が含まれており、グラム当たりの含有量は多くの果物や野菜よりもはるかに高いです。オレガノオイル抽出物は、新鮮なオレガノに比べて、抗酸化物質も凝縮されています。
4. イースト感染症の治療効果の可能性
イーストは真菌の一種です。無害な場合もありますが、過剰に増殖すると消化器官に問題を起こしたり、カンジダ症などの感染症を引き起こす可能性があります。
最もよく知られているイーストはカンジダ菌で、世界的にもカンジダ菌はイースト感染症の一番の原因とされています。
非臨床実験では、オレガノ精油が口や膣に感染症を引き起こす原因となるものも含めて、5種類のカンジダに対して効果を持つことがわかっています。実際、オレガノ精油の効果は、他に実験された他のどの精油よりも効果が高かったと言われています。
また、オレガノオイルの主要化合物の一つであるカルバクロールが口腔内のカンジダに対して、非常に効果的であることも判明しています。
カンジダの過剰増殖は、クローン病や潰瘍性大腸炎などの様々な腸の問題にも関連が確認されています。
16種類のカンジダ菌に対するオレガノ精油の有効性を検証する研究からは、オレガノ精油はカンジダイースト感染症の良い代替治療法になりうると結論付けられています。しかし、確証をとるためには、さらなる研究が必要とされています。
まとめ
非臨床実験の結果から、オレガノ精油はイーストの中でも最も一般的なカンジダ菌に対して効果的であることが示されています。
5. 腸の健康改善の可能性
オレガノは様々な面で腸の健康を改善してくれる可能性があります。
下痢、腹痛、腹部膨満感などの腸の症状はとても一般的ですが、これらは腸内の寄生虫が原因となっていることもあります。
少し古い研究ですが、寄生虫が原因で腸に不調を訴える14人にオレガノオイル600mgを毎日投与したところ、6週間後、参加者全員の寄生虫の減少が確認され、そのうち77%が完治したという結果が出ています。
また、その研究の被験者は腸の症状の改善だけでなく、それに伴って感じていた疲労感も軽減したと言います。
オレガノは腸管壁浸漏症候群というもう一つの一般的な腸の不調にも効果があると言われています。これは名前のとおり腸の壁が損傷し、細菌や毒素が血流に入ることで起こると言われています。
豚を対象とした研究では、オレガノ精油は腸壁を損傷から保護し、腸管壁浸漏症候群が引き起こされるのを防いだという結果が出ています。また、腸内の大腸菌の数も減少したということです。
まとめ
オレガノオイルは、腸の寄生虫を減少させ、腸の壁の損傷を防ぐことで腸管壁浸漏症候群を防いでくれる可能性があるため、腸の健康に効果があると言われています。
6. 抗炎症作用の可能性
体内の炎症は、多くの健康不調を引き起こします。
オレガノ精油が炎症を抑える効果があることは、研究からも明らかになっています。
あるマウスを使った研究では、作為的に大腸炎を誘発するために上昇させられた炎症マーカーがオレガノ精油によって減少させられることがわかりました。タイムの精油でも同じ効果が見られました。
オレガノ精油に含まれる重要な成分の一つであるカルバクロールもまた、炎症を減少させることが示されています。
ある研究では、マウスの腫れた前足や耳に異なる濃度のカルバクロールを直接塗布したところ、前足の腫れが35~61%、耳の晴れが33~43%減少したということです。
まとめ
臨床実験はされていませんが、マウスを使った実験からはオレガノオイルが炎症を抑える効果を持つということがわかっています。
7. 鎮痛効果の可能性
オレガノ精油は、その鎮痛作用についても研究されてきました。
ある研究では、マウスを用いて、標準的な鎮痛剤とオレガノ精油や他の精油を用いて、痛みを和らげる効果の検証が行われました。
その結果、オレガノ精油はマウスの痛み軽減に有効であり、一般的に使用されている鎮痛剤であるフェノプロフェンやモルヒネと同様の効果を発揮することがわかりました。
この痛み軽減効果は、オレガノに含まれるカルバクロールによるものである可能性が高いと示されています。
同様の研究からは、オレガノ抽出物がマウスの痛み軽減に効果があることが確認されており、その効果は用量に依存していたことが判明しています。そのため、オレガノ抽出物を多く摂取したマウスは、そうでないマウスよりも痛みが和らいでいるように観察されたということです。
まとめ
マウスなどを使った動物実験から、オレガノオイルには痛みを大幅に軽減し、一般的に使用されている鎮痛剤と同様の鎮痛効果を発揮する可能性があるとわかっています。
8. がん予防効果の可能性
オレガノオイルに含まれる化合物の一つであるカルバクロールには、がんと闘う性質があるのではないかということが、いくつかの研究から示唆されています。
がん細胞を対象とした非臨床実験では、カルバクロールは肺がん、肝臓がん、乳がん細胞に対して有望な結果を示しました。
がん細胞の増殖を抑制し、がん細胞の破壊を引き起こすことも確認されています。
有望な研究結果ではありますが、まだ人を対象とした臨床実験は行われていないため、引き続き追加の研究が必要とされています。
まとめ
予備段階の研究結果ではありますが、オレガノオイルに最も多く含まれているカルバクロール化合物が肺がん、肝臓がん、乳がんにおけるがん細胞の増殖を抑制し、がん細胞の破壊を引き起こすことがわかっています。
9. 体重減少への効果
オレガノオイルは、カルバクロールが豊富に含まれているため、減量効果も期待されています。
ある研究では、マウスに通常の食事、高脂肪の食事、高脂肪の食事に追加でカルバクロールを与えました。高脂肪食と一緒にカルバクロールを与えられたマウスは、高脂肪食だけを与えられたマウスよりも、確実に体重と体脂肪が減少したという結果が得られました。
さらに、カルバクロールは、脂肪細胞の形成のプロセスに対抗し、なかったことにする効果を持っているようです。
オレガノオイルが実際に減量に効果的かを検証するには、さらなる研究が必要ではありますが、健康的食事とライフスタイルの一環として取り入れてみる価値はあるかもしれません。
まとめ
臨床実験はまだされていませんが、カルバクロールの作用でオレガノオイルはダイエットにも効果があると言われています。
オレガノオイルの使い方
オレガノオイル抽出物は、カプセルやタブレットの形で幅広く入手可能であり、多くの健康食品店やオンラインで購入することができます。
オレガノのサプリメントは用量や濃度が異なることがあるので、各商品に記載されている使用方法の説明を読むことが重要です。
オレガノの精油も販売されており、キャリアオイルで希釈することで局所的に塗布することもできます。ただし、精油を摂取してはいけないということには注意してください。
効果的なオレガノ精油の用量の目安は定義されていませんが、オレガノ精油1滴につき、小さじ1杯(5mL)程度のオリーブオイルを混ぜて、直接肌に塗布することが多いようです。
他の精油と同様に、オレガノ精油も経口摂取してはいけないということを覚えておきましょう。
現在処方箋薬を服用しており、オレガノオイル抽出物の摂取に興味がある人は、試す前に必ず医師に相談してください。
また、オレガノオイル抽出物は、妊娠中や授乳中の女性には一般的に推奨されていません。
まとめ
オレガノオイル抽出物は、錠剤やカプセル状のサプリメントとして購入し、経口摂取することができます。オレガノ精油も入手可能であり、こちらはキャリアオイルで希釈して肌に塗布して使うことが出来ます。
結論から言うと
オレガノオイル抽出物もオレガノ精油も、どちらも比較的安価であり手軽に入手可能です。
オレガノは他の果物や野菜よりも抗酸化物質が多く、フェノールと呼ばれる強力な化合物が豊富に含まれています。
オレガノには、細菌や真菌の感染症、炎症、痛みなどに対して効果があるとされる化合物も含まれています。
総体的に、オレガノには様々な健康状の利点があり、一般的な疾患の自然療法として有効であるだろうと言われています。