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オメガ3フィッシュオイル(244)
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N-アセチルシステイン (NAC)(18)
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うつ病とは気分障害の一種であり、アメリカだけでも1,700万人もの患者がいるとされます。診断を受けていない人を含めると、実際には、より多くの患者が存在すると考えられます。
以下は、悲しみ、イライラ、虚無感、認知の変化などの共通項から、うつ病性障害の種類を5つに分類したものです。
・大うつ病性障害(MDD)
・重篤な気分調節障害
・持続性抑うつ障害
・月経前不快気分障害
・別の病状によるうつ病性障害
うつ病の治療は、薬物投与や心理療法によって行われます。またサプリメントの摂取や食事療法など、生活習慣の見直しによっても症状の改善が見込まれます。
研究が示すところによると、何種類かのビタミン、ミネラル、ハーブ、その他いくつかの成分が、うつ症状の改善に効果的であるとされます。
この記事では、うつ病に効果があるとされる11のサプリメントについてまとめてみました。
1.オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は必須脂肪酸の1つであり、食事から摂取することができます。いくつかの調査から、オメガ3脂肪酸を含むサプリメントが、うつ病の改善に効果的であることが分かってきています。
2020年に638人の女性を対象に分析を行ったところ、オメガ3サプリメントが、妊娠中及び産後の女性のうつ症状を大きく改善したことが認められました。
この研究では、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)の比率が高いサプリメントが、うつ症状の改善に特に効果的であることが分かりました。EPAとDHAはオメガ3脂肪酸の一種で、魚介類に豊富に多く含まれています。
また2160人を対象に26回に渡り行われた研究では、オメガ3サプリメントが、うつ症状の改善に、概して効果的であることが認められています。
研究者は具体的には、1日当たり1グラム以下、かつ60%ほどの比率でEPAを含むオメガ3サプリメントを摂取することが、最も望ましいと結論付けました。
こうした発見の一方で、異なった研究結果も報告されています。それによると、2019に行われた調査では、オメガ3サプリメントは、MDDを持つ青少年達の症状改善には効果がなかったと報告されています。
概して、普段の食事から脂肪酸を多く含む魚を取れない人にとって、オメガ3サプリが健康維持に効果的であることが分かりました。うつ病の改善にも効果的であるとされる一方で、このことに関しては、より多くの調査が必要です。
まとめ
オメガ3サプリメントは、うつ病の治療に役立つ可能性が認められるが、その証明にはより多くの研究データが必要である。
2. NAC(N-アセチルシステイン)
NACはアミノ酸L-システインとグルタチオンの前駆体です。グルタチオンは、炎症を抑え、酸化によるダメージから細胞を保護するなど、私たちの体に最も必要な抗酸化物質の1つだと考えられています。
NACの服用には、体内のグルタチオン濃度を上げることによる、いくつかの健康上の利点が認められます。
研究では、うつ病患者は、C反応性蛋白、インターロイキン-6、腫瘍壊死因子-αなどの炎症性サイトカインが高い水準にある傾向が示されています。NACの投与は、この炎症を抑え、うつ症状を緩和する可能性のあることが分かりました。
またNACには、神経伝達物質の調整による精神疾患の改善効果も見込まれています。ドーパミン、グルタメートなどの神経伝達物質の調整不全は、気分障害や統合失調症など、とりわけ多くの病状の悪化と関連付けられています。
さらに、2016年に5つの研究を包括し、NACによる治療はプラセボによる治療と比較して、より大幅にうつ症状を緩和することが結論付けられました。加えて、NACサプリメントの安全性や服用による人体への負担の少なさについても報告されました。
1日あたり2〜2.4グラムの用量は、うつ病などの精神障害の治療に役立つと考えられています。
まとめ
NACサプリメントは、うつ症状を軽減し、うつ病患者の機能改善に役立つ可能性がある。
3.サフラン
サフランとは、クロシンやクロセチンなどの抗酸化物質を含んだスパイスのことです。興味深いことに、サフランの摂取が自然療法のひとつとして、うつの改善に効果的であると言われています。
いくつかの研究では、サフランが脳内のセロトニン増加をさせることが報告されています。このプロセスについては不明な点もありますが、サフランがセロトニンの再取り込みを防ぐことで、セロトニンが脳内により長く留まることが出来るためだと考えられています。
5件の対照実験により得られたデータからは、サフランの摂取がプラセボによる治療と比較して、うつ症状の緩和により有意である事が分かりました。
さらに評価として、サフランのサプリメントには、抗うつ薬と類似した効果があることも明らかとなっております。
ただし研究者たちは、サフランの効能を詳しく調査していくために、より長期的かつ大規模な試験の必要があると述べました。
まとめ
サフランのサプリメントには、うつ病の自然療法の1つとしての効果が見込まれる。ただしこうした結論を出すには、さらに多くの研究が必要となる。
4.ビタミンD
ビタミンDは人体にとって重要な役割を果たす栄養素ですが、うつ病の人を含め、多くの人々に不足している栄養素でもあります。
研究では、うつ病の人はこのビタミンDが不足する傾向にあり、またビタミンDが不足するほど、うつ症状が重症化する傾向にあると示されています。
ビタミンDは、炎症の緩和や気分のイライラを抑え、認知機能障害を予防するなどの効果があると言われています。
2019年に行われた4件の対照実験では、ビタミン不足のうつ病患者に対して、通常の治療に加え、300,000 IUのビタミンDを投与したところ、うつ症状や日常生活、病気に対する耐性の改善など、多くの効果があったことが分かりました。
しかし、2020年に行われた計61件に及ぶ研究では、ビタミンD及びビタミンDサプリメントの摂取が、うつ症状の改善に関連する一方で、ビタミンDをうつ病の普遍的な治療法として確立するためには、より多くのエビデンスが必要であると示されました。
まとめ
ビタミンDサプリメントは、うつ病治療に役立つ可能性がある。ただしうつ病の標準治療として確立するには、より多くの研究が必要。
5.イワベンケイ(Rhodiola rosea)
イワベンケイはサプリとして摂取することで、健康上のメリットが多く望めるハーブです。イワベンケイにはうつ症状やストレスに対する反応の改善など、ストレスに強い体を作るのに役立ちます。
イワベンケイには、神経細胞の伝達を強化、また視床下部–下垂体–副腎皮質(HPA軸)の過活動の軽減を通じて、うつを改善する可能性があります。
HPA軸とは、体内のストレス反応を管理するシステムのことで、研究では、HPA軸の過活動が、うつ病に関連する可能性があるとしています。
いくつかの研究では、イワベンケイの摂取がうつ病の改善に役立つとされます。
うつ病患者57人を対象に行った試験では、イワベンケイから抽出されたエッセンスを1日あたり340mg、12週間に渡り投与したところ、うつ病の治療に関して、臨床的意義のある結果が得られたとのことです。
またイワベンケイを用いた治療は、抗うつ薬であるセルトラリンに比べて、効果は薄かったものの、副作用の面でより優っている事が分かりました。
別の研究では、軽度から中等度のうつ及び不安障害を持つ成人に対し、イワベンケイやサフランのサプリメントを用いて治療を行ったところ、投与から6週間ほどで効果を発揮したことが分かりました。
まとめ
イワベンケイには、単体もしくはサフランとの併用によって、うつ症状を改善する可能性がある。
6.ビタミンB群
ビタミンB群には、神経機能の調整やイライラをコントロールする上で重要な役割を果たします。セロトニン、ガンマアミノ酪酸(GABA)、ドーパミンなどの神経伝達物質の生成及び調整には、葉酸、B12、B6などのビタミンB群が必要となります。
研究では、ビタミンB12と葉酸の欠乏による、うつ病リスクの増加が認められ、こうした栄養素の補給が、うつ症状を緩和する可能性があることを示しています。
例えば、葉酸のサプリメントには、治療抵抗性うつ病を持つ患者にも効果があるとされ、また葉酸の代謝に悪影響を与える遺伝変異の有無にかかわらず効果を発揮するとされます。
さらにビタミンB12の補給は、抗うつ薬と併用することで、うつ症状を軽減すると言われています。
2020年の報告では、ビタミンB12の早期摂取が、うつ病の発症を遅延させ、抗うつ薬の効果をより高める可能性について示唆されています。
まとめ
ビタミンDの欠乏は、うつ病のリスク増加にも関係している。葉酸やビタミンB6、B12などのビタミンB群は、うつ病の治療に役立つ可能性があるとされる。
7.亜鉛
亜鉛は、脳の健康や神経伝達物質の調整には欠かせないミネラルです。また体内の抗酸化、抗炎症作用を促進する効果があります。
亜鉛の欠乏は、うつ病のリスク増加や、うつ症状の重症化にも大きく関係しています。
17件にのぼる観察研究の結果、うつ病を発症した人の血液中の亜鉛濃度は健常者のそれと比べて、0.12 µg / mLほど低いことが分かりました。この研究はまた、亜鉛不足とうつ症状の度合いには、強い関連性があると述べました。
同様に4件に対照実験では、抗うつ薬と亜鉛サプリメントの併用による抑うつ症状の大幅な改善が認められました。
まとめ
亜鉛は脳にとって不可欠な栄養素であり、亜鉛の欠乏によるうつ病リスクの増加が考えられる。また、抗うつ薬と亜鉛の服用は、うつ症状の改善に繋がる可能性があるとされる。
8–11. その他、うつの改善に役立つかもしれないサプリメント
上記のサプリメントに加えて、以下のサプリメントについても、うつ病への効果が認められる場合があります。
8. S-アデノシルメチオニン(SAMe)
S-アデノシルメチオニン(SAMe)は含硫化合物の一種で、うつ病の治療に有効であると考えられています。SAMeは生体内でも合成され、脳の機能に重要な働きを担っております。
2020年に発表された8件の研究では、SAMeが単体または抗うつ薬との併用による、うつ症状の改善に寄与することが分かりました。この研究は、1日あたりの投与量は200-300 mgで、2-14週にかけて行われました。
9. セイヨウオトギリ
セイヨウオトギリは、うつ症状の改善に有効とされるハーブの中でも、特に人気のハーブです。
2016年に行われた35件の研究によると、セイヨウオトギリは、軽度から中等度のうつ病患者の治療に役立つことが分かったそうです。しかし他方で、重度のうつ患者の治療に有効であるかは未知数だとのことです。
また他のハーブと同様に、セイヨウオトギリが、既に服用している薬と相互作用を起こす可能性についても触れられています。こうしたハーブの幾つかは、抗うつ薬と併用することによる悪影響が認められ、最悪の場合、生命を脅かす危険があります。
10.マグネシウム
マグネシウムは、うつ病治療に役立つミネラルの1つとされます。うつ病患者には、このマグネシウムの欠乏が多く見られることから、マグネシウムの摂取によるうつ症状の軽減が考えられます。
軽度から中等度のうつ病患者126人を対象とした研究では、1日当たり248 mgのマグネシウムを6週間継続して投与したところ、プラセボ治療と比較して、うつ症状の大幅な改善が見込めることが明らかとなりました。
11.クレアチン
クレアチンは有機酸の一種で、脳の活力を維持することを筆頭に、私たちの身体にとって重要な役割を果たすと考えられています。またこうした脳の活力の変化が、うつ症状の進行とも関連があるとされます。
いくつかの研究では、1日あたり2-10グラムのクレアチンを投与したところ、うつ症状の改善が見られたとのことです。
まとめ
SAMe、セイヨウオトギリ、マグネシウムやクレアチンなどは、より研究が必要とされる一方で、うつ症状の改善について効果を発揮することが見込まれている。
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こうした支援が行き渡りますまで、どなたか友人と付き添っていただき、危険物等をご自身から遠ざけるようお願いいたします 。あなたは独りではありません。
結論
うつ病は世界に数百万人規模の患者が存在する精神病の1つである。うつ病の治療は基本的に投薬や心理療法によって行われるが、食事療法やその他安全な治療法を望む人も多く存在する。
当記事で紹介したサプリメントについては、うつの改善に役立つとともに、幾つかのケースでは最適な治療法とされる可能性があるとされる。
しかしこうしたサプリメントのについては、担当医に相談し、あなたの健康状態へ配慮した上での利用が求められる。